産後・新生児
新生児の栄養
初乳と成熟乳の違い/授乳のしかた
赤ちゃんには母乳が一番です。
母乳は消化しやすく、免疫物質を多く含んでいます。
そしてお母さんとの愛情の結びつきを強めるなど多くの利点があります。
母乳の分泌は分娩直後はわずかですが、しだいに多くなり、4~5日目頃は、痛いほどよく張ってきます。
※はじめは母乳の出が悪くても、あきらめずに赤ちゃんにおっぱいを吸わせることを続けましょう。
初乳
分娩後約1週くらいの母乳のこと。黄色みを帯び、ねばっこく、生まれたばかりの赤ちゃんにはもっとも適した栄養を含んでいるといわれています。ぜひ飲ませてあげましょう。
成熟乳
初乳の後、しだいに白い色の母乳にかわります。分泌量も増加してきます。
■授乳のしかた
<授乳回数>
新生児期は、赤ちゃんの欲求に応じて授乳 を行います。
分泌量が多くなる 生後2ヵ月位には 2~3時間おき位 になっていきます。
<授乳時間>
1回の授乳時間は 15分位 が適当でしょう。お乳は一方を飲み終わったら反対の乳房にかえます。